自主講座「認識台湾 RenshiTaiwan」春の連続セミナー “台湾・継続する植民地戦争”
★参加申し込み(5/21、5/22ともに無料、オンラインあり)
https://forms.gle/Z9KpxgTyJQJKkqPSA
◎第1回 台湾史とはなにか?―植民地主義と戦争が交錯する400年(臺灣史是什麼? ―殖民主義與戰爭交織的晚近400年)
日時:2025年5月21日(水)18時30分~20時30分(開場18時)/場所:京都大学総合研究4号館2階共通講義室3+Zoom配信
講師:呉密察(元台湾大学教授/台湾近代史研究)※台湾華語による講演。通訳あり
◎第2回 台湾の先住民族からみる日本の台湾出兵/牡丹社事件
日時:2025年5月22日(木)18時30分~20時30分(開場18時)/場所:京都大学総合研究4号館2階共通講義室3+Zoom配信
講師:宮岡真央子(福岡大学教授/文化人類学・台湾地域研究)/コメント:呉密察(元台湾大学教授)※台湾華語によるコメント。通訳あり
◎企画趣旨
「台湾有事」はひと事?
「巻き込まれる恐れ」は感じる?
それでは「巻き込む」のはだれ?
「最前線」に立たされるのはだれ?
「台湾有事は万一にもありえない」?
「(もしもの時は)降参すればいい」?
台湾の人びと自身はどう考えているのでしょう?
「ありえない」も「降参すればいい」も少数派です。
くりかえし外来の支配者により生活の場をじゅうりん
されてきた歴史を抜きにその理由は理解できません。
日本という国もその歴史に深くかかわってきました。
まずは歴史を一緒に学びはじめませんか?
今年は「戦後80年」です。
日本も、台湾も、そして世界全体が平和であることを願いながら、“台湾・継続する植民地戦争”という視角で台湾の人たちが戦争に巻き込まれてきた歴史を学ぶ連続セミナーを開催します。
参加は無料です。どなたでも自由にお越しください。
※連続講座全体の概要はこちらをご覧ください→ https://x.gd/oVzAW
〇各回の内容
第1回 台湾史とはなにか?―植民地主義と戦争が交錯する400年(臺灣史是什麼? ―殖民主義與戰爭交織的晚近400年)
日時:2025年5月21日(水)18時30分~20時30分(開場18時)/場所:京都大学総合研究4号館2階共通講義室3+Zoom配信
講師:呉密察(元台湾大学教授/台湾近代史研究)※台湾華語による講演。通訳あり。
この400年間の台湾史は、植民地主義と戦争が交錯する歴史ともいえる。オランダ、スペイン、清帝国、日本帝国、そして国民党政府。1945年に日本の植民者が退いたのちも脱植民地化は順調に進まず、1947年には二二八事件のような大虐殺事件が起こった。1949年に国民党政府は戒厳令を宣告、台湾は1991年まで臨戦状態に置かれた。そして今なお、中国からの軍事的な脅威にさらされている。継続する植民地主義と戦争という観点から「台湾史とはなにか?」を考えてみたい。
イベントページ:https://fb.me/e/9RZMdU79D
第2回 台湾の先住民族からみる日本の台湾出兵/牡丹社事件
日時:2025年5月22日(木)18時30分~20時30分(開場18時)/場所:京都大学総合研究4号館2階共通講義室3+Zoom配信
講師:宮岡真央子(福岡大学教授/文化人類学・台湾地域研究)/コメント:呉密察(元台湾大学教授)※台湾華語によるコメント。通訳あり
1874年の日本の台湾出兵/牡丹社事件は、台湾の先住民族を植民地へと編入する契機となった事件であり、先住民族としての社会的位置づけの原点に位置する。このとき日本に抵抗した先住民族、今日の屏東県牡丹郷のパイワン(Paiwan、排湾族)の人々は、今世紀初頭から今日までこの事件について古老の伝承などもふまえて再解釈し、記憶を再構築し、内外に発信してきた。この動向を紹介し、先住民族の視点から牡丹社事件をとらえ直してみたい。
イベントページ:https://fb.me/e/5plM8Fdux
〇参加申し込み
参加費無料。事前参加申し込み推奨。
Zoomのライブ配信を行う予定ですので、Zoomリンクの通知を希望される場合にも参加申し込みをお願いします。
〇主催者情報
主催:京都大学駒込武研究室・自主講座「認識台湾 RenshiTaiwan」
共催:自由と平和のための京大有志の会
Tel & Fax:075-753-3034(京都大学駒込研究室)
Homepage:https://renshi-taiwan.sakura.ne.jp/wp/
E-mail: renshi.taiwan.seminar@gmail.com